この記事では、海外FXで出金拒否や口座凍結になる禁止事項
について詳しく解説をしていきます。
海外FXで出金拒否になる代表的なトレード
・ボーナスを悪用した両建て
・ゼロカットを悪用したトレード
などの具体的なトレード方法なども含めて、
詳しく解説していくので参考にしてください。
確実に口座凍結になる禁止トレード
海外FXにはボーナスやゼロカットがありますが、
これらを悪用したトレードは確実に出金拒否や口座凍結になります。
ボーナスを悪用した両建て
海外FX業者には入金ボーナスというボーナスがあります。
100%入金ボーナスの場合は、入金額の100%がボーナスとして付与されるので、
トレード資金を2倍にすることができます。
100%入金ボーナスは普通に使うだけで大きなメリットになるのですが、
これを両建てで悪用することによっと確実に利益を出すことができます。
ここではボーナス悪用の両建てのやり方を具体的に書いていきますが、
海外FXで出金拒否になる大半がボーナスを悪用した両建てです。
複数の名義、異業者を利用しても確実にばれるので、絶対にやらないでください。
ボーナスを悪用した両建ての具体的なやり方
両建ては同じ口座ではなく、異なる2つの口座を使います。
ここでは「口座A」「口座B」として解説をしていきます。
1.入金ボーナスが利用できる「口座A」「口座B」を用意
2.それぞれの口座にボーナスを利用して入金(例として5万円を入金)
・口座Aは5万円入金+5万円ボーナス=証拠金10万円
・口座Bも5万円入金+5万円ボーナス=証拠金10万円
3.口座Aでドル円のロング、口座Bでドル円のショートを同時にエントリー
4.どちらかの口座がロスカットになったら、もう一方のポジションを利確
5.ロスカット水準0%で考えた場合、一方の口座は10万円の利益になり、もう一方の口座は10万円の損失になるが、この証拠金にはボーナス5万円が含まれているため、実際の損失は5万円となる
6.この結果トータルで5万円の利益を出すことができる
ここではドル円の両建てを例にしましたが、
相関ペアなどの両建てもグレーゾーンなので、出金拒否になる可能性が極めて高いです。
例)ポンド円ロングとポンドドルショートなど
ボーナスを悪用した異口座、異業者の両建ては、
他人名義やグループでやっても確実に利益分は出金できません。
損失分が丸損になるので絶対にやめましょう。
ゼロカットを悪用したトレード
海外FXでは追証をなしにしてくれるゼロカットシステムを採用していますが、
このゼロカットを悪用したトレードも、海外FXでは禁止トレードになります。
ゼロカットを悪用した指標トレードのやり方
雇用統計などの大きな経済指標や金曜日のクローズ直前など、
その後にレートが大きく飛ぶこととゼロカットを悪用して、
利益を出そうとするトレードです。
やり方としてはいくつかパターンがありますが、
例として両建てとゼロカットを悪用したトレードのやり方を、
具体例を出して解説していきます。
両建ては同じ口座ではなく、異なる2つの口座を使います。
ここでは「口座A」「口座B」として解説をしていきます。
1.「口座A」「口座B」に同額の資金を入金
2.金曜のクローズ直前に口座Aでドル円のロング、口座Bでドル円のショートをロスカットにならない程度のギリギリのポジションを同じ数量保有する
3.月曜日に大きな窓が開いていれば、一方のポジションは爆益、一方はゼロカットで入金額が損失となる
海外FXのゼロカットは投資家を保護するためのものですが、
これを両建てで悪用するという人もいます。
ボーナス悪用の両建てと同様に、
他人名義やグループでやっても確実に利益分は出金できません。
損失分が丸損になるので絶対にやめましょう。
怪しまれた時点でアウト
海外FX業者、国内FX業者に限らず必ずガイドラインがありますが、
全てのFX業者のガイドラインで、「○○と思われる行為」は禁止
という記載が必ずあります。
不正トレードには決まった行動パターンがあり、
ブローカーもこれを完全に把握しています。
普通にトレードをしている分には全く問題がないのですが、
怪しい行動パターンのトレーダーが利益を出して出金しようとすると、
トレードの内容が細かく精査され利益分の出金はまずできません。
裏技的なトレードは、利益が出たとしても確実に出金拒否になるので、
ボーナスやゼロカットを有効に使って、普通にトレードをしましょう。
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出金拒否や口座凍結になる可能性がある行為
海外FXで出金拒否・口座凍結になるケースは大きく分けてこの2つです。
・不正トレード(ボーナスやゼロカットの悪用)
・ガイドライン違反
ガイドラインはブローカーごとにありますが、
ここではガイドライン違反になる可能性がある行為
をピックアップしていきます。
スキャルピング制限
特にB-book(DD業者)の海外FX業者はスキャルピングに制限があります。
・HFTなどのアルゴリズム取引による超高速スキャル(数千回/秒レベル)
・スキャルピングEAの利用
・経済指標時のスキャルピング
などのスキャルピングが禁止になっている場合が多いので、
海外FX業者でスキャルピングをやる場合は、事前にガイドラインをチェックしましょう。
当サイトでもガイドラインをチェックした上で、
記事を書いていますので参考にしてください。
両建ての制限
ほとんどの海外FX業者では、同じ口座内での両建てはOKですが、
異業者や異口座の両建ては禁止されている場合もあります。
異口座の両建てが禁止されている理由としては、
ボーナスやゼロカットを悪用した両建てを抑止するということでしょう。
普通に考えて、異口座で両建てをすること自体がすでに怪しいので、
禁止されているいないに関係なく、やめておいたほうが無難です。
取引ロットの制限
海外FX業者によっては、取引ロットに制限がある場合もあります。
特にB-book(DD業者)には必ず取引ロット制限があるので、
事前に最大取引ロットの制限を確認するようにしましょう。
まとめ
海外FXの出金拒否や口座凍結についていろいろ見てきましたが、
海外FXはハイレバが利用できる代わりに、原則として信託保全がありません。
ブローカーによっては「信託保全がある」と公式サイトに記載がある業者もありますが、
拠点が海外なので、万が一ブローカーが経営破綻などに陥った場合は、
資金の回収はかなり困難になるということが容易に想像できます。
少額入金+こまめな出金でリスクは簡単に回避できる
海外FXの場合はハイレバレッジが使えるので、
それほど大きな金額を入金しなくてもかなりの取引ができます。
1万×500=500万円の取引が可能なので、ドル円のレートを100円とした場合は、500万円÷100円=5万通貨(0.5Lot)のトレードが可能
[br num=”1″]例)軍資金5万円でレバレッジ1,000倍の業者を利用する場合
5万×1,000=5,000万円の取引が可能なので、ドル円のレートを100円とした場合は、5,000万円÷100円=50万通貨(5Lot)のトレードが可能
[br num=”1″]※ともにロスカット水準は考慮していません
入金額、レバレッジから取引できる量は簡単に計算できるので、
自分が取引をする量から逆算して、必要最低限の入金でハイレバを駆使する
という使い方をおすすめします。
このリスク管理さえしていれば、一気に大金を失うという可能性はありません。
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