XMは海外FX業者の中で最も日本人の口座開設者が多い人気の海外FX業者ですが、XMのスプレッドは広いということがよく指摘されます。
・TitanFX、Tradeviewとのスプレッド比較
・XMPのスプレッド圧縮効果
・XMのスプレッドを動画で検証(早朝、平常時)
という感じでXMのスプレッドを徹底的に検証し、XMのスプレッドが本当に広いのかということを確認していきます。
XMのスプレッドに関する知識は全てまとめているので参考にしてください。
XMの平均スプレッド
XMにはマイクロ口座、スタンダード口座、ZERO口座という3タイプの取引口座がありますが、まずはXMの3つの取引口座の平均スプレッドを見ていきます。
なお、マイクロ口座とスタンダード口座には取引手数料は上乗せ(マークアップ)されていますが、ZERO口座はスプレッドとは別に取引手数料がかかります。
ここでは取引手数料込みの平均スプレッドを表にまとめています。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.8pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 2.5pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.2pips | 2.2pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 3.6pips | 2.1pips |
AUD/USD | 2.0pips | 2.0pips | 1.4pips |
AUD/JPY | 3.4pips | 3.4pips | 2.0pips |
XMのスプレッド比較
XMのスプレッドを他の海外FX業者のスプレッドと比較しています。
スプレッドをただ単に比較するだけではなく、ボーナスやXMPのキャッシュバックも考慮に入れてXMと他の海外FX業者を比較してみましょう。
・ZERO口座はTitanFX、Tradeviewとスプレッド比較
スタンダード口座のスプレッド比較
XMのスタンダード口座のスプレッドを、TitanFXのスタンダード口座のスプレッドと比較してみます。
スプレッドだけを見るとXMのスタンダード口座のほうが広いということが分かりますが、XMには入金ボーナスやロイヤリティプログラム(キャッシュバック)があるので、これを考慮すると一概にXMがダメということは言えません。
XM スタンダード口座 | TitanFX スタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.33pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 1.74pips |
GBP/USD | 2.2pips | 1.57pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 2.45pips |
AUD/USD | 2.0pips | 1.52pips |
AUD/JPY | 3.4pips | 2.12pips |
100%入金ボーナスで資金が2倍に
XMには100%入金ボーナスがあるので、1万円の入金でも軍資金を2万円にすることができます。
100%入金ボーナスの上限は口座開設後の5万円までですが、軍資金が2倍になればスプレッドの広さをカバーすることができます。
XMPのスプレッド圧縮効果
スプレッドの比較を見ると、XMのスプレッドは広めということが言えますが、XMにはロイヤリティプログラムというキャッシュバックがあります。
これをスプレッド換算すると実質的なスプレッドは0.7pipsほど圧縮できることになります。
XMPを加味した場合、ドル円のスプレッドは1.6pips→0.9pipsになるので、ロイヤリティプログラムのキャッシュバックによるスプレッド圧縮効果を考えると、XMのスプレッドはそれほど広いものではなく、むしろ入金ボーナスが利用できる海外FX業者としてはスプレッドは狭いほうに入ってきます。
ゼロ口座(ZERO口座)のスプレッド比較
XMのZERO口座のスプレッドを、TradeviewのILC口座、TitanFXのブレード口座の平均スプレッドと比較をしてみます。
それぞれの取引口座には取引手数料がかかりますが、ここでは比較が分かりやすいように取引手数料込みの平均スプレッドを表にまとめています。
XM ZERO口座 | Tradeview ILC口座 | TitanFX ブレード口座 | |
USD/JPY | 1.1pips | 0.6pips | 1.03pips |
EUR/USD | 1.1pips | 0.6pips | 0.9pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 0.9pips | 1.44pips |
GBP/USD | 1.6pips | 1.0pips | 1.27pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 1.0pips | 2.15pips |
AUD/USD | 1.4pips | 0.7pips | 1.22pips |
AUD/JPY | 2.0pips | 1.0pips | 1.82pips |
XM ZERO口座 | Tradeview ILC口座 | |
ドル円スプレッド(手数料込) | 1.1pips | 0.6pips |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
ロスカット水準 | 20% | 100% |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 |
最低取引ロット | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.1Lot(1万通貨) |
XMのスプレッドを動画で検証
XMでは全ての取引口座に変動スプレッドを採用しているので、他の海外FX業者と同様にスプレッドは常に変動しています。
・経済指標発表時などのボラティリティが高い時
・早朝などのボラティリティが低い時
・フラッシュ・クラッシュなどのパニック相場
平常時のスプレッドと早朝のスプレッドを動画で検証して、スプレッドがどれくらい広がるかを確認してみましょう。
スタンダード口座の早朝のスプレッドを動画で検証
スプレッドが広がりやすい、開場直後7:05のスタンダード口座のスプレッド動画です。
ドル円、ユーロドルは4pips前後で、ポンド円、ポンドドルは12pipsまで広がっています。
同様にクローズ前のスプレッドも広めになります。
クローズ10分前のスプレッドを動画で30秒ほど撮影したのが です。
ドル円3pips、ユーロ円5pips、ポンド円7pips程度まで広がっています。
スタンダード口座のスプレッドを動画(開場1時間後)
開場から1時間が経過した8:00のスプレッド動画です。
この時間帯になるとスプレッドはかなり狭くなってきているので、ほぼ平常時と同じスプレッドになります。
ドル円、ユーロドルは2pips以内におさまり、ポンドドル、ポンド円も3pips前後になっています。
スタンダード口座の平常時のスプレッドを動画で検証
13:30のスタンダード口座のスプレッド動画です。
早朝や経済指標を避けてトレードをすれば、ほぼこのスプレッドでトレードが可能です。
ドル円、ユーロドルは1.7pips前後、ポンドドル、ユーロ円は2pips前後で安定しています。
ZERO口座の早朝のスプレッドを動画で検証
開場直後7:05のZERO口座のスプレッド動画です。
ユーロドル、ユーロ円は4pips~5pips、ポンド円、ポンドドルは7pips以上に広がっています。
ゼロ口座でも、やはり早朝はスプレッドがかなり広がるということが分かります。
同様にクローズ前のスプレッドも広めになります。
クローズ5分前のスプレッドを動画で30秒ほど撮影したのが です。
ドル円3pips、ユーロ円5pips、ポンド円6pips程度まで広がっています。
XMのスプレッドまとめ
XMのスプレッドは広いということが言われることが多いですが、ボーナスやスペック面でスプレッドの広さをカバーすることができます。
・100%入金ボーナスでスプレッドの広さをカバー
・XMPのキャッシュバックでスプレッドの広さをカバー
・わずか1万円の入金から利用できる
・レバレッジ500倍を利用できる
・0.01ロット(1,000通貨)から取引ができる
ゼロ口座でも口座開設ボーナスがもらえるので、まずは口座開設ボーナスをもらって、完全ノーリスクでXMの使い勝手を確認することからはじめてみてはいかがでしょうか
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