この記事ではExness(エクスネス)で注文ができない、取引ができない原因と対処法について書いています。
Exnessのメタトレーダーにログインできることを前提に書いていますので、メタトレーダーにログインできない場合は『Exnessのメタトレーダーにログインできない時の対処法』をご確認ください。
Exnessで取引できない原因と対処法
Exness(エクスネス)で取引できない、注文ができない原因はいくつかあります。
注文ができない原因と対処法をそれぞれ確認してみましょう。
スタンダード口座で取引できない、チャートが表示されない
Exness(エクスネス)のスタンダード口座で取引が出来るチャートは、シンボルの後に「m」がついています。
スタンダード口座では、シンボルに「m」がついていないチャートでは取引ができません。
取引できないチャートは↓のようにシンボルがグレーの文字で表示されているのですぐに分かると思います。
スタンダード口座で取引できるチャートは、シンボルの末尾に「m」がついていて、シンボルが白い文字で表示されています。
口座がアーカイブ(凍結)されていて取引できない
Exnessの取引口座は一定期間ノンアクティブの状態が続くと、口座がアーカイブされ取引や入金ができなくなります。
取引口座がアーカイブされる条件は、以下のとおりプラットフォームによって異なります。
プラットフォーム | 口座アーカイブの条件 |
MT4 | 口座残高が$5未満で、90日間操作がおこなわれなかった場合 |
MT5 | 21日間操作が行われなかった場合 |
MT5口座を利用している場合、わずか21日間で口座がアーカイブされ取引できなくなってしまいます。
取引口座がアーカイブされいる場合、以下の手順ですぐに口座を復元することができます。
※アーカイブ口座がない場合は、「アーカイブ済」は表示されません。
②復元したい取引口座の「最有効化」をクリックすると、すぐに取引口座が復元します。
Exnessで指値、逆指値注文ができない
メタトレーダーのストップ注文やリミット注文ができない場合、Exnessのストップレベルが原因の可能性があります。
Exnessはストップレベルが広いため、今からある程度離れたレートにしか予約注文を入れることが出来ません。
ストップレベルは以下の手順で簡単に確認できるので、注文できない原因がストップレベルかどうかを確認してみてください。
ストップレベルはスマホのほうが簡単に確認できるので、ここではスマホで確認する方法を記載しています。
PCで確認する方法は『海外FXのストップレベル比較』を参考にしてください。
②ストップレベルを確認したいシンボルをタップ
③「詳細」をタップ
④ストップレベルが表示されます。
例)↑のドル円の例でいうと、ストップレベルが27なので、
27(ポイント)×0.1=2.7(pips)
となり、ドル円のストップレベルは2.7pipsということが分かります。
メタトレーダーの指値注文や逆指値注文のやり方がよく分からない場合は『MT4スマホアプリの注文方法詳細解説』を参考にしてください。
レバレッジ制限がかかっていて注文ができない
Exness(エクスネス)ではレバレッジ2,000倍~無制限で取引が可能ですが、以下の状況ではレバレッジ制限がかかります。
・金曜閉場、月曜開場の前後
・その他政治的なイベントなど
時間帯によってレバレッジ制限がかかり必要証拠金が大きく変わってくるため、余剰証拠金が不足していると注文ができなくなってしまいます。
取引時間外で注文ができない
Exnessに限らず、仮想通貨以外の銘柄については土日は休場となり取引することが出来ません。
為替通貨ペアやCFDの取引時間は平日の以下の時間帯です。(日本時間)
銘柄によって取引時間が違うので、取引できる時間を確認してみましょう。
CFD銘柄、シンボル | 夏時間 | 冬時間 |
為替通貨ペア※1 | 6:05~6:00 | 7:05~7:00 |
仮想通貨 | 24時間取引できる | |
ゴールド/シルバー | 7:05~5:59 | 8:05~6:59 |
プラチナ/パラジウム | 7:10~5:59 | 8:10~6:59 |
原油 | 7:10~5:45 | 8:10~6:45 |
ブレント原油 | 9:10~5:55 | 10:10~6:55 |
JP225、HK50 | 8:00~5:00 | 9:00~6:00 |
JP225、HK50以外のインデックス | 7:30~5:00 | 8:30~6:00 |
米国株式※2 | 22:40~4:45 | 23:40~5:45 |
※1.ルーブル、バーツ、人民元については取引時間が異なります。
※2.米国株式はニューヨーク市場開場と同時に取引可能になる銘柄が大半ですが、一部の銘柄については開場3時間前から取引することが出来ます。
読み取り専用パスワードを使っていて取引ができない
メタトレーダーには2つのパスワードがあります。
・読み取り専用パスワード
読み取り専用パスワードとは、取引のパフォーマンスなどを第三者に公開する時に使われるパスワードで投資家パスワード、インベスターパスワードとも呼ばれます。
読み取り専用パスワードは取引口座の履歴などを閲覧することはできますが、このパスワードでログインをして取引することはできません。
メタトレーダーの取引パスワードが分からない場合は、以下の手順で取引パスワードを再設定することができます。
②「取引パスワードの変更」をクリックし、取引パスワードを再設定することができます。
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