FXのストップレベルと聞いてピンとこない人も多いと思いますが、実はFXのストップレベルはトレードでとても重要な要素になってきます。
この記事では海外FXのストップレベルについて、以下のようにまとめていますので参考にしてください。
・海外FX業者のストップレベルの比較
・ストップレベルの調べ方(PC、スマホ)
・ストップレベルゼロのおすすめ海外FX口座
BigBossのプロスプレッド口座はストップレベルがゼロにも関わらず、100%入金ボーナスを利用できます。
XMやGEMFOREXよりはるかに上のトレード環境を、100%入金ボーナスで利用できる絶好のチャンスなので有効に活用してください。

海外FX業者のストップレベル
ストップレベルは海外FX業者や通貨ペアによって変わってきます。
また同じブローカーでも取引口座によってストップレベルが違うというケースもあります。
ストップレベルの比較の前に、まずはストップレベルについて簡単に説明しておきましょう。
ストップレベルとは?
ストップレベルとは指値や逆指値などの予約注文を入れるとき、今のレートからある程度の値幅がないと注文が通らないというルールのことをさします。
例えばドル円のストップレベルが2.0pipsの場合、今のレートから2.0pips以上離れたレートにしか、指値注文や逆指値注文を入れることができません。
海外FXのストップレベル比較
主要海外FX業者のストップレベルの比較を表にまとめてみました。
AXIORY、Tradeview、TitanFX、TTCM(Traders Trust)、BigBossのプロスプレッド口座は全通貨ペアのストップレベルがゼロになっています。
USD/JPY | EUR/USD | EUR/JPY | GBP/JPY | |
Tradeview、TTCM AXIORY、TitanFX | 0pips | |||
XM スタンダード口座 | 4.0pips | 4.0pips | 5.4pips | 10.8pips |
GEMFOREX オールインワン口座 | 2.0pips | 2.0pips | 2.7pips | 5.4pips |
BigBoss スタンダード口座 | 1.0pips | |||
BigBoss プロスプレッド口座 | 0pips | |||
HotForex プレミアム口座 | 3.0pips | 3.0pips | 3.0pips | 5.0pips |
HotForex ZERO口座 | 2.0pips | 2.0pips | 2.0pips | 3.0pips |
海外FX業者のなかで、唯一入金ボーナスがあり(消滅しないタイプ)、なおかつストップレベルがゼロなのがBigBossのプロスプレッド口座です。
XMのストップレベルの広さは異常
XMは日本人口座開設者No.1を誇る人気の海外FX業者ですが、XMのデメリットはストップレベルの異常なほどの広さにあります。
時々ネット上で、「XMの損切注文が入らない」という疑問が見られますが、この原因はXMのストップレベルの広さが原因となっているのです。
私の場合は5pips程度の損切でトレードをすることも多いため、どうにもXMのストップレベルの広さは使いずらいというところです。
マイナー通貨ペアになるとさらにストップレベルは広くなるので、そうなるとずっとチャートを監視していないといけないということになってしまいます。
例)GBP/AUDのストップレベルは16pips
特に損切が狭めのEAなどは使うことができないので、かなり使い勝手は悪いと思います。
引用元:Twitter
ストップレベルが広いとこんなデメリットが!
ストップレベルが広いことには多くのデメリットがあります。
ストップレベルがある(広い)ことによって生じるデメリットについて詳しく見ていきましょう。
指値注文、逆指値注文のレートが制限される
ストップレベルが設定されている場合、今のレートから注文を入れることができるレートの幅が制限されてしまいます。
「今から5pips動いたらエントリーしたい」という場合は、チャートに張り付いて成り行きでエントリーをすることになります。
ポジションをすでに保有している場合は「今から5pips逆行したら損切したい」と思ってもストップレベルより離れたレートでしか注文を通すことができません。
トレーリングストップ注文が入らない
MT4には自動で決済注文を切り上げてくれるトレーリングストップの機能があります。
ただ、トレールの値幅がストップレベル以下ではトレーリングストップの設定をすることができません。
EAが本来のパフォーマンスを発揮できない
EAの中には指値や逆指値注文を入れるようなEAもありますが、ストップレベルの値幅より離れたレートでしか注文を入れることが出来ません。
新規注文の場合もそうですが、決済注文も同様にストップレベルの値幅より離れたレートでしか注文を入れることができません。
ストップレベルゼロは格段にトレードがやりやすい
取引ロットが10Lotや20Lotのスキャルピングなどで、損切幅をとてもタイトにしたトレードをやりたい場合は、やはりストップレベルゼロが最も理想です。
私の場合で言うと、大ロットのスキャルピングをやる場合は、必ずストップレベルがゼロの取引口座を使うようにしています。
ストップレベルがゼロのおすすめ海外FX口座
Tradeview、TTCM、AXIORY、TitanFX、BigBossのプロスプレッド口座は、ストップレベルがゼロなので、損切0.5pipsなどのタイトなスキャルピングが可能です。
ストップレベルがゼロの海外FX業者の中から、最低入金額やボーナス適用などを考慮して、おすすめの海外FX口座をセレクトしてみました。
AXIORYのナノスプレッド口座
XMのストップレベルの広さに気づき、XMから鞍替えする人が多いようです。
インターバンク直結のNDD環境と強力な約定力に徹底的にこだわった海外FX業者です。
BigBossのプロスプレッド口座
ヘッジファンドからヘッドハンティングされるほどの実力を持つ、超大ロットスキャルが真骨頂のプロスキャルパー及川氏が利用しているブローカーがBigBossです。
AXIORYよりもスプレッドが広いですが、BigBossには取引ボーナスというキャッシュバックが常時適用されるので、実質的な取引コストはAXIORYと大差がないです。
さらに入金ボーナスキャンペーンがスポットで開催されるので、100%入金ボーナスで資金を2倍にすることもできるため、管理人もスポットでBigBossを利用しています。
TitanFXのブレード口座
AXIORYと同様にXMからの引っ越し先として利用者が多い人気に海外FX業者です。
入出金でbitwalletが利用できるという点でAXIORYより入出金の利便性が高いですが、AXIORYやBigBossと比較すると約定力が確実に落ちるのでランキングでは3位としました。
ストップレベルの調べ方
海外FX業者や取引口座によってストップレベルは全く異なるため、メタトレーダーのストップレベルの調べ方をPCとスマホアプリで解説しておきます。
ストップレベルの調べ方(PC)
メタトレーダー(PC)でストップレベルを調べたい場合、MT4の気配値の上で右クリック→左に$アイコンがついた「仕様」をクリックすると、その通貨ペアの取引条件が表示されます。
その取引条件の中に「ストップレベル」が記載されています。
下の例の場合、ストップレベルは40ポイントでpips換算だと4.0pipsになります。
ストップレベルの調べ方(MT4スマホアプリ)
MT4のスマホアプリだと、とても簡単にストップレベルを調べることができます。
通貨ペアをタップ→「詳細」をタップすると、ストップレベルが表示されます。
海外FXのストップレベルについてのまとめ
海外FX業者選びはスプレッドやボーナスなども重要ですが、ストップレベルがゼロだとトレードのやりやすさが格段に変ってきます。
このような人にはストップレベルがゼロの海外FX口座をおすすめします。


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