この記事ではMT4(メタトレーダー)のスワップポイントを計算して日本円に換算する計算方法を解説しています。
MT4のスワップポイントを確認する方法もPC、スマホアプリともに記載していますので参考にしてください。
MT4のスワップポイント確認方法
MT4やMT5のスワップポイントとは、日本円でもらえるスワップということではありません。
ただ、日本円でもらえるスワップを計算するには、まずはスワップポイントを知る必要があります。
日本円でもらえるスワップの計算にはいくつかの数値が必要ですが、まずは「スワップポイント」と「契約サイズ」を調べる方法を確認していきましょう。
PCでスワップポイントと契約サイズを調べる
MT4を起動して次の手順で「契約サイズ」「スワップポイント」が分かります。
②スワップポイントを調べたい通貨ペアの上で右クリックをしてメニューを表示させます。
スマホでスワップポイントと契約サイズを調べる
PCに比べてスマホのほうが簡単に「契約サイズ」「スワップポイント」を調べることができます。
②表示されるメニューの「詳細」をタップすると、スワップポイントと契約サイズを確認することができます。
スワップの計算方法
スワップの計算には以下の4つの数値が必要です。
・契約サイズ
・最小価格変動値
・取引量
スワップポイントと契約サイズの確認方法は前述しているので、ここでは「最小取引変動値」と「取引量」について、まずは簡単に確認してから計算方法を見ていきましょう。
最小価格変動値とは
「最小価格変動値」は気配値の最小単位のことです。
AUD/JPY 75.866の場合、最小価格変動値は0.001
USD/CHF 0.98257の場合、最小価格変動値は0.00001
取引量とは?
取引量とはMT4の取引ロットのことです。
1万通貨=0.1、10万通貨=1.0となります。
スワップの計算式(計算方法)
スワップの計算式は「契約サイズ」「最小価格変動値」「取引量」「スワップポイント」の全てを掛け算することで計算することができます。
例)AUD/JPY1万通貨のロングのスワップを計算する場合、
100000(契約サイズ)×0.001(最小価格変動値)×0.1(取引量)×2.22(スワップポイント)=22.2となります。
クロス円以外のスワップ計算方法
右側にくる通貨がJPYの場合は、計算で出た数値がそのまま「円」のスワップになりますが、クロス円以外の場合は、その通貨の日本円レートでさらに計算する必要があります。
例としてAUD/CADで1万通貨のロングポジションを持った場合、どれくらいのスワップ(日本円)がもらえるかを調べてみます。
先ほどと同じようにAUD/CADの契約サイズとスワップポイントを調べます。
AUD/CADのレートは0.92087なので最小価格変動値は0.00001です。
100000(契約サイズ)×0.00001(最小価格変動値)×0.1(取引量)×1.36(スワップポイント)=0.136となります
この計算で出た0.136は通貨ペアの右側の通貨単位なので、AUD/CADの場合はCAD(カナダドル)となります。
スワップが0.136カナダドルなので、現在のカナダドルの日本円レートを調べます。
CAD/JPYは82.521なので、掛け算をすることで日本円のスワップを出すことができます。
82.521×0.136=11.222円
最初はちょっと大変ですが、慣れてくるとすぐに出せるようになってきます。
iFOREXはスワップポイントの計算不要
海外FXでスワップポイント狙いのトレードをしようとしている人にはiFOREXをおすすめします。
iFOREXは他の海外FX業者と比較してスワップポイントが有利な場合が多く、海外FXでは最多の100通貨ペア以上の通貨ペアを取り扱っているため、ポンド/トルコリラ、ユーロ/トルコリラ、スイス/トルコリラなどのスワップポイントが高額な通貨ペアが多数あります
さらにiFOREXの独自プラットフォームFxnetはスワップポイントを一切計算する必要がなく、簡単な操作で日本円のスワップポイントを知ることができます。
iFOREXのFxnetでスワップポイントを簡単表示
iFOREXの取引プラットフォーム「FXnet」の場合は計算が必要ありません。
Fxnetを起動して「通貨ペア」をクリックして「商品情報」をクリックすると、すでに日本円換算されたスワップポイントが自動計算されて表示されます。
また、取引数量を変更するとスワップポイントも自動計算されます。
例えばスイスフラン/トルコリラの10,000通貨の売りスワップは420円、1,000通貨の売りスワップは42円というように、取引数量を変更すると、それに応じてスワップポイントが自動計算されます。
iFOREXには取り扱い通貨ペアが100以上あることや、スワップポイントが簡単に確認できることを考えるとスワップポイント狙いのトレードには向いているということが言えます。
私の場合中長期トレードはiFOREXをメインで使っていますが、スワップ狙いであればMT4よりもはるかに使い勝手がいいです。
iFOREXの口座開設は1分で完了し、口座開設後すぐに取扱い通貨ペアやスワップポイントを確認することができますので、まずは無料で口座を開設しiFOREXのスワップポイントを確認してみてください。
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