トレードに慣れてきた人の中には、資金効率が高いスキャルピングをXMでやってみたいという人も多いと思います。
・スキャルピングEAは利用できる?
・XMはスキャルピングにおすすめ?
という流れで、他の海外FX業者との比較をしながら、XMがスキャルピングに向いているかどうかを徹底検証していくので、XMのスキャルピングを考えている人は参考にしてください。
XMはスキャルピング禁止?
海外FX業者でスキャルピングをやるうえでまず注意したいのは、スキャルピングがガイドラインに抵触しないかどうかです。
スキャルピングがガイドラインで禁止されている場合は、スキャルピングをやることで出金拒否(利益分の取引がキャンセル)や口座凍結の可能性があるため、スキャルピングをやる場合は必ずガイドラインを確認するようにしましょう。
海外FXのスキャルピング適性は大きく↓のように分類されます。
スキャルピングが禁止 | ・原則としてスキャルピングが禁止されている 例)iFOREX |
スキャルピングに制限がある | ・EAやシステムを使ったスキャルピングが禁止されている ・取引ロットやスキャルピングの頻度に制限がある 例)GEMFOREX、is6com |
スキャルピングに一切制限がない | ・スキャルピングに一切制限がなく、EAやシステムを使ったスキャルピングも許可されている 例)XM、Tradeview、TitanFX、AXIORYなど |
XMはスキャルピングの制限が一切ない海外FX業者に分類されるので、EAやシステムを利用したスキャルピングも、大ロットの高回転率スキャルもOKです。
XMの公式サイトQ&Aでもスキャルピングを認めている記述があるので、XMであれば出金拒否や口座凍結の心配を一切することなくスキャルピングをすることができるということが言えます。
引用元:XM
XMはスキャルピングにおすすめ?
XMではスキャルピングの制限が一切ないということとは別に、XMのスペックがスキャルピングにおすすめできるかどうかを確認していきましょう。
スタンダード口座とゼロ口座の比較
XMにはスプレッドが狭いことに特化したゼロ口座(ZERO口座)と入金ボーナスやロイヤリティプログラムを利用できるスタンダード口座がありますが、スキャルピングはスプレッドの狭さが勝敗のカギを握ると言っても過言ではありません。
それぞれの平均スプレッドを表にまとめてみましたので参考にしてください。
なおXMのゼロ口座には取引手数料がかかりますが、下の表には取引手数料を含めたスプレッドを記載しています。
スタンダード口座 | ZERO口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.1pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.2pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 2.1pips |
AUD/USD | 2.0pips | 1.4pips |
AUD/JPY | 3.4pips | 2.0pips |
Tradeviewとスプレッドを比較
XMのゼロ口座(ZERO口座)のスプレッドと、Tradeviewの平均スプレッドを比較してみましょう。
スキャルピングに一切制限がない海外FX業者としてはTradeviewのILC口座が最狭スプレッドNo.1なので、XMとTradeviewのスプレッド比較の結果は目に見えていますが、比較が分かりやすいように、両口座とも取引手数料+スプレッドを表にまとめました。
XM ZERO口座 | Tradeview ILC口座 | |
USD/JPY | 1.1pips | 0.6pips |
EUR/USD | 1.1pips | 0.6pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 0.9pips |
GBP/USD | 1.6pips | 1.0pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 1.0pips |
AUD/USD | 1.4pips | 0.7pips |
AUD/JPY | 2.0pips | 1.0pips |
スペック比較でXMの利用価値を検証
どこの海外FX業者にも、XMのゼロ口座のようなスプレッドの圧縮に特化した取引口座がありますが、↓のようなデメリットを伴う場合が多く見られます。
スキャルピングをやるうえでスプレッドが狭いということは重要ですが、このようなデメリットもあるということにも目を向けなければいけません。
スプレッドだけでなく、レバレッジや最低入金額、最低取引ロットなどのスペック面をTradeviewとXMで比較して表にまとめるとこのようになります。
XM ZERO口座 | Tradeview ILC口座 | |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
ロスカット水準 | 20% | 100% |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 |
最低取引ロット | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.1Lot(1万通貨) |
XMのスキャルピングまとめ
XMのスキャルピングはスプレッドの面ではTradeviewよりも広いですが、最低入金額1万円で利用できるという敷居の低さがXMの強みになってきます。
こんな人にはXMのスキャルピングがおすすめ
XMの口座開設ボーナスはZERO口座の開設でももらうことができます。
口座開設ボーナスとして3,000円をもらい、完全ノーリスクでXMのスキャルピングを試すこともできます。
XMのスキャルピングをおすすめできない人
・レバレッジが低くても問題ない
・最低金額が10万円以上でもOK
・大ロットでスキャルピングをやりたい
・スプレッドの狭さに徹底的にこだわりたい
10Lotや20Lotなどの大ロットでスキャルピングをやりたい人の場合は、XMのスプレッドでは負担が大きいので、XMよりもスプレッドが狭い海外FX業者を利用することをおすすめします。
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