この記事ではTradeview(トレードビュー)のスキャルピングについて詳しく解説をしています。
・NDDとDDの違いとは?
・Tradeviewのストップレベルはゼロ
・Tradeviewでスキャルピングをやるデメリットとは?
という流れで、Tradeviewのスキャルピングに関する知識は全て書いていますので、Tradeviewのスキャルピングを検討している人は参考にしてください。
Tradeviewがスキャルピングに最適な理由
Tradeviewがスキャルピングに最適な理由を、様々な角度から検証してみましょう。
・Tradeviewのスキャルピング制限
・Tradeviewのスプレッド
・Tradeviewのストップレベル
・cTrader
Tradeviewには最高のNDD環境が用意されている
Tradeview(トレードビュー)がスキャルピングに最適な理由の一つとしてあげることができるのが、NDD(A-book)の透明性抜群のトレード環境です。
Tradeviewは公式サイトでリクイディティプロバイダーを公開しており、相反取引がないことを明言しています。
またTradeviewは200以上のリクイディティプロバイダーと提携しているので、NDD業者の中でもトップクラスのトレード環境が利用できるということが言えます。
引用元:Tradeview
スキャルピングはNDD業者がおすすめ
Tradeviewの場合は、トレーダーの注文はインターバンクにそのまま流され、金融機関の注文とマッチングされます。
Tradeviewの利益はこの時の取引手数料なので、Tradeviewの利益はトレーダーの勝ち負けとは全く関係がありません。
DD業者(B-book)はスキャルピングにはおすすめできない
GMOやDMMなどの国内FX業者(DD業者)の場合、顧客の注文を業者が受ける(平たく言うとノミ行為)ため、利益相反がおこります。
・顧客がトレードで利益を出す=業者の損失になる
悪質なDD業者(B-book)の場合は、顧客を負けさせるために
・レート操作
・突発的なスプレッドの拡大
・ストップ狩り
などを行うこともあるため問題視されることもあります。
これらのことを考えると、国内海外問わずスキャルピングをやる場合はDD業者を利用しないというのが最も賢い選択になってきます。
DD業者のスキャルピングには出金拒否のリスクが!
参考までに、以下は国内FX業者のDMMFXのガイドライン(取引約款)の禁止事項(第7条)です。
「過剰な投機的取引を行う行為」=大ロットのトレード
が禁止されていることが明記されています。
さらに「前項の禁止行為が行われた場合、当社は事前の通知なく当該口座を凍結し、過去に遡り約定を無効とすることができる」ということも明記されています。(口座凍結と出金拒否)
DMMで口座開設をした時にこの約款に同意して口座を開設しているはずなので、これに違反した場合は出金拒否(利益分の取り消し)や口座凍結になっても何も文句は言えません。
国内FXのDD業者であるDMMFXやGMOでスキャルピングをやると口座凍結や出金拒否になるのでご注意ください。
スキャルピングをやって負ける分には口座凍結になりませんが、DMMやGMOのスキャルピングで利益を出すと口座凍結になるというのはとても有名な話です。
Tradeviewはスキャルピング制限が一切なく出金拒否のリスクはゼロ
NDD業者にはトレーダーが頻繁にトレードをやればやるほどより多くの手数料が入ります。
そのためトレードの頻度が高くなるスキャルピングはむしろ大歓迎ということになります。
もちろん取引ロットの制限もないので、大ロットのスキャルピングも全く問題なくすることができます。
Tradeviewであればスキャルピング制限が一切ないので、出金拒否を気にすることなくスキャルピングトレードをすることができます。
最狭スプレッドでスキャルピングができる
Tradeviewが海外FX業者の中で最もスプレッドが狭いことは知っている人も多いと思いますが、同じNDD業者であるAXIORY、TitanFXと平均スプレッドを比較してみましょう。
日本では利用者が多いAXIORYとTitanFXとスプレッド比較を見ても分かるとおり、Tradeviewは平均スプレッドが狭いだけでなく取引手数料が最も安いので、トータルの取引コストがとても低く抑えられるということが言えます。
スキャルピングはトレードの頻度が高い分、1回の取引コスト(スプレッド)が安いというのは最も重要であるということが言えるでしょう。
( )内は手数料を含めた平均スプレッドとなっています。
Tradeview ILC口座 | AXIORY ナノスプレッド口座 | TitanFX ブレード口座 | |
手数料 | 0.5pips/1Lot | 0.6pips/1Lot | 0.7pips/1Lot |
USD/JPY | 0.2pips(0.7pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.33pips(1.03pips) |
EUR/USD | 0.1pips(0.6pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.2pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 0.5pips(1.0pips) | 0.7pips(1.3pips) | 0.74pips(1.44pips) |
GBP/USD | 0.6pips(1.1pips) | 0.9pips(1.5pips) | 0.57pips(1.27pips) |
GBP/JPY | 0.8pips(1.3pips) | 1.7pips(2.3pips) | 1.45pips(2.15pips) |
AUD/USD | 0.2pips(0.7pips) | 0.6pips(1.2pips) | 0.52pips(1.22pips) |
AUD/JPY | 0.7pips(1.2pips) | 0.9pips(1.5pips) | 1.12pips(1.82pips) |
ストップレベルゼロでタイトな損切スキャルが可能
FX中級者以上になってくると、ストップレベルを気にする人も多いのではないかと思います。
ストップレベルとは、今のレートから注文可能なレートまでの差のことですが、ストップレベルがあることによって指値注文や損切注文を入れるレートが限られてしまいます。
つまりどんなレートにも注文を自由に入れることができるので、わずか1pipsの損切注文を入れるということも可能になってきます。
例としてXMのドル円、ポインド円のストップレベルを見てみましょう。
XMのポンド円のストップレベルは10.8pipsもあるので、今のレートから10.8pips以上のレートでないと注文を通すことができません。
つまり、エントリー後に5pipsの損切注文を入れたいと思ってもストップレベルがあるため損切を入れることができないということになります。
ドル円のストップレベル | ポンド円のストップレベル | |
XM | 4.0pips | 10.8pips |
Tradeview | 0 | 0 |
cTraderを使ってスキャルピングができる
Tradeviewはスキャルピングに適したトレードプラットフォームであるcTraderを利用することができます。
cTraderが利用できる海外FX業者はとても少なく、メジャーなブローカーではAXIORYとFXPROくらいしかありません。
などの機能がcTraderにはあるため、大ロットのスキャルピングをやるようなトレーダーには使い勝手は抜群です。
NDD業者の場合、トレーダーの注文をインターバンクの注文とマッチングさせることで取引が成立します。
そのため、大きなロットでの取引にはスリッページが発生するのですが、ポジションを分割することによってスリッページを大幅に軽減することができます。
cTraderには分割決済の機能もあるため、スリッページ(滑り)を軽減してスキャルピングをやることができます。
Tradeviewでスキャルピングをやるデメリット
Tradeview(トレードビュー)でスキャルピングをやるメリットはたくさんありましたが、デメリットももちろんあります。
スキャルピングのデメリットというわけではありませんが、Tradeviewのデメリットについても見ていきましょう。
スプレッドが狭いILC口座の最低入金額は10万円
Tradeviewには最低入金額1万円から利用できるスタンダード口座(XLeverage口座)もありますが、スタンダード口座のスプレッドはとても広いです。(ドル円2.1pips)
スプレッドが狭いTradeviewのILC口座は初回最低入金額が10万円以上なので、Tradeviewの狭いスプレッドでスキャルピングをやるには、トレード資金が最低でも10万円以上ないと利用することができません。
最低取引ロットは0.1Lot(1万通貨)
Tradeviewの最狭スプレッドが利用できるILC口座の最小取引ロットは0.1Lot(1万通貨)になっています。
そのため、1,000通貨単位の取引をしたい場合はILC口座を利用できません。
これを考えるとTradeviewのILC口座は中級者~上級者向けの取引口座であるということが言えるでしょう。
レバレッジが低くロスカット水準もシビア
TradeviewのILC口座は最大レバレッジ200倍、さらにロスカット水準が100%となっています。
海外FXのDD業者では最大レバレッジ1,000倍というハイレバを利用できるブローカーが多いので、DD業者のハイレバに慣れてしまっている人にとっては200倍のレバレッジは物足りなく感じることでしょう。
ロスカット水準も20%~50%という海外FX業者が多いので、ロスカット水準100%というのはちょっとシビアだと感じます。
Tradeviewのスキャルピング まとめ
Tradeview(トレードビュー)のスキャルピングについてメリットとデメリットを見てきましたが、デメリットに関してはトレード資金をある程度多めに入れておくことで全て解決できます。
少ない資金をハイレバで一気に増やすというようなトレードにはTradeviewのILC口座は不向きですが、ある程度トレード資金にゆとりがある人であれば、Tradeviewの恵まれたトレード環境を利用することができます。
Tradeviewにはデメリットがあるものの、それさえ許容できれば抜群のスキャルピング環境を利用できます。
ある程度トレード資金に余裕がある中級者~上級者には自信をもってTradeviewをおすすめいたします。
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