この記事では海外FX業者Tradeviewのスプレッドを徹底的に検証していきます。
・AXIORY、TitanFXとのスプレッド比較
・主要海外FX業者12社とのスプレッド比較
という流れでTradeviewのスプレッドとスペックを徹底検証していますので、Tradeviewの利用を考えている人は参考にしていただければと思います。
Tradeviewの平均スプレッド
Tradeview(トレードビュー)のスタンダード口座、MT4/MT5 ILC口座、cTrader ILC口座の取引手数料と平均スプレッドを表にまとめました。
Tradeviewにはレバレッジ500倍が利用できるXLeverage口座(スタンダード口座)がありますが、スプレッドがかなり広くILC口座とかなりの差があります。
( )内は取引手数料込みの平均スプレッドです
スタンダード口座 (XLeverage口座) | MT4/MT5 ILC口座 | cTrader ILC口座 | |
手数料 | なし | 0.5pips/1Lot | 0.5pips/1Lot |
USD/JPY | 2.1pips | 0.2pips(0.7pips) | 0.1pips(0.6pips) |
EUR/USD | 1.8pips | 0.1pips(0.6pips) | 0.2pips(0.7pips) |
EUR/JPY | 2.4pips | 0.5pips(1.0pips) | 0.6pips(1.1pips) |
GBP/USD | 2.4pips | 0.6pips(1.1pips) | 0.4pips(0.9pips) |
GBP/JPY | 2.4pips | 0.8pips(1.3pips) | 0.5pips(1.0pips) |
AUD/USD | 2.1pips | 0.2pips(0.7pips) | 0.2pips(0.7pips) |
AUD/JPY | 2.8pips | 0.7pips(1.2pips) | 0.1pips(0.6pips) |
Tradeviewのスプレッドとスペックの特徴
Tradeviewの取引口座をスプレッド、スペックという両面から比較すると、
・ILC口座はスプレッドが狭いが、スペック面で利用しずらい
ということが言えます。
TradeviewのILC口座はスプレッドは海外FX業者の中ではトップクラスですが、
・最低取引ロット0.1Lot(1万通貨)
・最低入金額10万円
というのはFX初心者や少額でトレードをしたい人にとっては利用しずらいということが言えます。
スプレッド | レバレッジ | 最低取引ロット | 最低入金額 | |
XLeverage口座 (スタンダード口座) | 広い | 500倍 | 0.01Lot | 1万円 |
ILC口座 | 狭い | 200倍 | 0.1Lot | 10万円 |
Tradeviewのスプレッド比較
TradeviewのILC口座のスプレッドと、AXIORYのナノスプレッド口座、TitanFXのブレード口座の平均スプレッド比較を表にまとめました。
海外FXのNDD業者では最も人気が高いAXIORYとTitanFXとスプレッドの比較してみると、全ての通貨ペアにおいてTradeviewのスプレッドが圧倒的に狭いということが分かります。
( )内は手数料を含めた平均スプレッドとなっています。
Tradeview ILC口座 | AXIORY ナノスプレッド口座 | TitanFX ブレード口座 | |
手数料 | 0.5pips/1Lot | 0.6pips/1Lot | 0.7pips/1Lot |
USD/JPY | 0.2pips(0.7pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.33pips(1.03pips) |
EUR/USD | 0.1pips(0.6pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.2pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 0.5pips(1.0pips) | 0.7pips(1.3pips) | 0.74pips(1.44pips) |
GBP/USD | 0.6pips(1.1pips) | 0.9pips(1.5pips) | 0.57pips(1.27pips) |
GBP/JPY | 0.8pips(1.3pips) | 1.7pips(2.3pips) | 1.45pips(2.15pips) |
AUD/USD | 0.2pips(0.7pips) | 0.6pips(1.2pips) | 0.52pips(1.22pips) |
AUD/JPY | 0.7pips(1.2pips) | 0.9pips(1.5pips) | 1.12pips(1.82pips) |
海外FX業者12社のスプレッド比較
主要な海外FX業者12社のスプレッドも比較してみましょう。
ドル円、ユーロドル、ポンドドルの平均スプレッドと3通貨ペア合計の平均スプレッドを表にまとめています。
取引制限が一切ないNDD業者の中ではTradeviewのILC口座のスプレッドが最も狭いということが比較から分かります。
※全て取引手数料込みのスプレッドを記載しています。
USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 3通貨ペア合計 | |
GEMFOREX ノースプレッド口座 | 0.3pips | 0.3pips | 0.8pips | 1.4pips |
TradeviewILC口座 | 0.6pips | 0.7pips | 0.9pips | 2.2pips |
HotForex ZERO口座 | 0.8pips | 0.7pips | 1.0pips | 2.5pips |
TTCM VIP口座 | 0.7pips | 0.7pips | 1.1pips | 2.5pips |
FBS ECN口座 | 0.9pips | 0.6pips | 1.1pips | 2.6pips |
LANDFX ECN口座 | 0.9pips | 0.9pips | 1.1pips | 2.9pips |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 1.1pips | 0.9pips | 1.1pips | 3.1pips |
iFOREX | 0.9pips | 0.8pips | 1.5pips | 3.2pips |
TitanFX ブレード口座 | 1.03pips | 0.9pips | 1.27pips | 3.2pips |
DealFX アクティブ口座 | 1.0pips | 1.0pips | 1.7pips | 3.7pips |
XM ZERO口座 | 1.1pips | 1.1pips | 1.6pips | 3.8pips |
BigBoss プロスプレッド口座 | 1.2pips | 1.4pips | 1.5pips | 4.1pips |
スプレッドが狭いだけでなく、抜群のトレード環境を提供
スプレッド比較で最もスプレッドが狭かったGEMFOREXのノースプレッド口座を例にすると、GEMFOREXはDD業者(ノミ業者)なので、
・スキャルピングに制限がある(5分間で10Lot以上の取引は禁止)
・EAやシステムの利用は禁止
というような取引制限があります。
Tradeview(トレードビュー)は公式サイトで提携しているリクイディティプロバイダーを公開していることから、完全なNDD業者であるということが言えます。
しかも提携しているリクイディティプロバイダーは200社を超えるので、海外FX業者の中でも最も多いカバー先があるということが言えます
引用元:Tradeview
NDD(A-book)のメリット
DD業者の場合は顧客の注文を自社で受ける(注文をのむ)ため、顧客がトレードで勝った場合は、その金額が会社の損失となります。
・レート操作
・スプレッドの拡大
・ストップ狩り
などで顧客に損をさせるような悪質な業者もあります。
それとは対照的にNDD業者は顧客の注文を金融機関に流し、カバー先とマッチングさせることで手数料を得るというビジネスモデルなので、トレーダーとブローカーには利益相反がありません。
むしろ顧客がトレードで勝って、さらにどんどんトレードをしてくれることによってより多くの手数料を得ることができます。
そういった意味では顧客とブローカーの関係がWin-Winに保たれるわけです。
特にTradeviewの場合は200以上のリクイディティプロバイダーと提携しているため、顧客の注文をより有利なレートとマッチングすることができるので、NDD業者の中でも最高のトレード環境を提供することができるということが言えます。
Tradeviewのスプレッド まとめ
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドについて見てきましたが、最後にTradeviewのスプレッドに関する特徴をまとめてみましょう。
レバレッジや最低入金額をクリアーできさえすれば、狭いスプレッドと抜群のトレード環境を利用できるというのがTradeviewです。
中級者以上の人は、ぜひ一度Tradeviewの最高のトレード環境を利用してみてはいかがでしょうか。
Tradeviewのまとめ記事もぜひチェックしてみてください。
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