この記事では海外FX業者Tradeviewのスプレッドを中心に、口座タイプの特徴を解説しています。
・Tradeview、AXIORY、TitanFXのスプレッド比較
・主要海外FX業者12社とのスプレッド比較
という流れでTradeviewのスプレッドと口座種類の特徴を徹底検証していますので、Tradeviewの利用を考えている人は参考にしていただければと思います。
スタンダード口座とILC口座の比較(口座タイプの比較)
Tradeview(トレードビュー)にはスタンダード口座とILC口座という2タイプの取引口座があります。
ILC口座ではcTraderを利用することができるので、スタンダード口座、MT4/MT5 ILC口座、cTrader ILC口座という3つの取引口座が利用できるということになります。
スタンダード口座とILC口座のスプレッド比較
Tradeview(トレードビュー)のスタンダード口座、MT4/MT5 ILC口座、cTrader ILC口座の取引手数料と平均スプレッドを表にまとめました。
ILC口座には1ロット往復取引で0.5pipsの取引手数料がかかりますが、手数料を考慮してもスプレッドが圧倒的に狭いのはILC口座です。
( )内は取引手数料込みの平均スプレッドです
スタンダード口座 (XLeverage口座) | MT4/MT5 ILC口座 | cTrader ILC口座 | |
手数料 | なし | 0.5pips/1Lot | 0.5pips/1Lot |
USD/JPY | 2.1pips | 0.2pips(0.7pips) | 0.1pips(0.6pips) |
EUR/USD | 1.8pips | 0.1pips(0.6pips) | 0.2pips(0.7pips) |
EUR/JPY | 2.4pips | 0.5pips(1.0pips) | 0.6pips(1.1pips) |
GBP/USD | 2.4pips | 0.6pips(1.1pips) | 0.4pips(0.9pips) |
GBP/JPY | 2.4pips | 0.8pips(1.3pips) | 0.5pips(1.0pips) |
AUD/USD | 2.1pips | 0.2pips(0.7pips) | 0.2pips(0.7pips) |
AUD/JPY | 2.8pips | 0.7pips(1.2pips) | 0.1pips(0.6pips) |
スタンダード口座とILC口座のスペック比較
スプレッド(取引コスト)の面だけを見るとILC口座が圧倒的にメリットがありますが、レバレッジや最低取引ロット、最低入金額を比較するとILC口座は使いずらい点があります。
スプレッド | レバレッジ | 最低取引ロット | 最低入金額 | |
XLeverage口座 (スタンダード口座) | 広い | 500倍 | 0.01Lot | 1万円 |
ILC口座 | 狭い | 200倍 | 0.1Lot | 10万円 |
FX初心者でも使いやすいスタンダード口座
スプレッド面ではILC口座が圧倒的に狭いですが、スペック面の使いやすさという点ではスタンダード口座です。
これらのことから、Tradeviewのスタンダード口座はFX初心者でも利用しやすいということがいえるでしょう。
スプレッドを重視するならILC口座
Tradeviewでスプレッド(取引コスト)を重視するのであれば、ILC口座が圧倒的に有利です。
・最低取引ロットは0.1ロット(1万通貨)
・初回最低入金額が10万円
これらのデメリットをクリアーできるのであれば、とても狭いスプレッドでトレードをすることができます。
Tradeviewのスプレッド比較
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドを他の海外FX業者と比較していきます。
AXIORY、タイタンFXとスプレッドを比較
TradeviewのILC口座のスプレッドと、AXIORYのナノスプレッド口座、TitanFXのブレード口座の平均スプレッド比較を表にまとめました。
海外FXのNDD業者では最も人気が高いAXIORYとTitanFXとスプレッドの比較してみると、全ての通貨ペアにおいてTradeviewのスプレッドが圧倒的に狭いということが分かります。
( )内は手数料を含めた平均スプレッドとなっています。
Tradeview ILC口座 | AXIORY ナノスプレッド口座 | TitanFX ブレード口座 | |
手数料 | 0.5pips/1Lot | 0.6pips/1Lot | 0.7pips/1Lot |
USD/JPY | 0.2pips(0.7pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.33pips(1.03pips) |
EUR/USD | 0.1pips(0.6pips) | 0.4pips(1.0pips) | 0.2pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 0.5pips(1.0pips) | 0.7pips(1.3pips) | 0.74pips(1.44pips) |
GBP/USD | 0.6pips(1.1pips) | 0.9pips(1.5pips) | 0.57pips(1.27pips) |
GBP/JPY | 0.8pips(1.3pips) | 1.7pips(2.3pips) | 1.45pips(2.15pips) |
AUD/USD | 0.2pips(0.7pips) | 0.6pips(1.2pips) | 0.52pips(1.22pips) |
AUD/JPY | 0.7pips(1.2pips) | 0.9pips(1.5pips) | 1.12pips(1.82pips) |
海外FX業者12社のスプレッド比較
主要な海外FX業者12社のスプレッドも比較してみましょう。
ドル円、ユーロドル、ポンドドルの平均スプレッドと3通貨ペア合計の平均スプレッドを表にまとめています。
取引制限が一切ないNDD業者の中ではTradeviewのILC口座のスプレッドが最も狭いということが比較から分かります。
※全て取引手数料込みのスプレッドを記載しています。
USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 3通貨ペア合計 | |
GEMFOREX ノースプレッド口座 | 0.3pips | 0.3pips | 0.8pips | 1.4pips |
TradeviewILC口座 | 0.6pips | 0.7pips | 0.9pips | 2.2pips |
HotForex ZERO口座 | 0.8pips | 0.7pips | 1.0pips | 2.5pips |
TTCM VIP口座 | 0.7pips | 0.7pips | 1.1pips | 2.5pips |
FBS ECN口座 | 0.9pips | 0.6pips | 1.1pips | 2.6pips |
LANDFX ECN口座 | 0.9pips | 0.9pips | 1.1pips | 2.9pips |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 1.1pips | 0.9pips | 1.1pips | 3.1pips |
iFOREX | 0.9pips | 0.8pips | 1.5pips | 3.2pips |
TitanFX ブレード口座 | 1.03pips | 0.9pips | 1.27pips | 3.2pips |
XM ZERO口座 | 1.1pips | 1.1pips | 1.6pips | 3.8pips |
最狭スプレッドと抜群のトレード環境
Tradeview(トレードビュー)の最大の魅力はスプレッドが狭いだけでなく、透明性が高いNDD方式という環境でトレードができるという点です。
透明性が高いNDD方式
Tradeview(トレードビュー)は公式サイトで提携しているリクイディティプロバイダーを公開していることから、完全なNDD業者であるということが言えます。
しかも提携しているリクイディティプロバイダーは200社を超えるので、海外FX業者の中でも最も多いカバー先があるということが言えます
引用元:Tradeview
NDD(A-book)のメリット
GEMFOREXなどのDD業者の場合は顧客の注文を自社で受ける(注文をのむ)ため、顧客がトレードで勝った場合は、その金額が会社の損失となります。
・レート操作
・スプレッドの拡大
・ストップ狩り
などで顧客に損をさせるような悪質なDD業者もあります。
それとは対照的にNDD業者は顧客の注文を金融機関に流し、カバー先とマッチングさせることで手数料を得るというビジネスモデルなので、トレーダーとブローカーには利益相反がありません。
むしろ顧客がトレードで勝って、さらにどんどんトレードをしてくれることによってより多くの手数料を得ることができます。
そういった意味では顧客とブローカーの関係がWin-Winに保たれるわけです。
特にTradeviewの場合は200以上のリクイディティプロバイダーと提携しているため、顧客の注文をより有利なレートとマッチングすることができるので、NDD業者の中でも最高のトレード環境を提供することができるということが言えます。
Tradeviewのスプレッド まとめ
Tradeview(トレードビュー)のスプレッドについて見てきましたが、最後にTradeviewのスプレッドに関する特徴をまとめてみましょう。
レバレッジや最低入金額をクリアーできさえすれば、狭いスプレッドと抜群のトレード環境を利用できるというのがTradeviewです。
中級者以上の人は、ぜひ一度Tradeviewの最高のトレード環境を利用してみてはいかがでしょうか。
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