この記事では海外FX業者BigBoss(ビッグボス)の仮想通貨FXに関して、取扱っている仮想通貨やレバレッジ、スプレッドなどを徹底的に検証していきます。
・仮想通貨取引でボーナスはもらえる?
・仮想通貨FXのスプレッドを動画で検証
BigBossの仮想通貨FXは取引口座の種類によって、ボーナスやレバレッジ、追証などについてのルールが異なるので、この記事を参考にしていただければと思います。
BigBossの仮想通貨取引口座
BigBoss(ビッグボス)には為替やCFDのレバレッジ取引ができるスタンダード口座、プロスプレッド口座、そしてさらに仮想通貨専用の取引口座となるFOCREX口座があります。
まずは3つの取引口座について簡単に見ていきましょう。
プロスプレッド口座
BigBoss(ビッグボス)のプロスプレッド口座では仮想通貨取引ができません。
プロスプレッド口座で取引できるのは為替(通貨ペア)とCFD取引の専用口座となっています。
スタンダード口座
BigBoss(ビッグボス)のスタンダード口座では為替、CFDだけでなく仮想通貨のレバレッジ取引をすることができます。
レバレッジ取引できる仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、EOS、ライトコイン、NEOでレバレッジは20倍で固定となっています。
FOCREX口座
BigBoss(ビッグボス)がプロデュースしている仮想通貨専用の取引口座がFOCREX口座です。
ビットコイン、イーサリアム、リップルなどのメジャーな仮想通貨だけでなく、OMG、QASH、EXC、AXE、NEOなどの仮想通貨取引が可能となっています。
ただ、FOCREX口座の仮想通貨取引は現物取引のみとなっているので、レバレッジ取引は不可となっています。
さらにFOCREX口座はゼロカットを採用していないため、追証の可能性もあります。
仮想通貨取引で利用できるボーナス
BigBoss(ビッグボス)の為替取引では、取引ごとにキャッシュバックがもらえる取引ボーナスが常時適用され、さらにスポットで入金ボーナスキャンペーンが開催されますが、仮想通貨取引に関しては為替とはルールが異なってくるので注意が必要です。
取引ボーナスは仮想通貨対象外
BigBossの為替取引(通貨ペア)では1Lotあたり4ドルのキャッシュバックボーナス(取引ボーナス)が常時適用されますが、取引ボーナスが適用されるのは通貨ペアの取引のみなので、CFDや仮想通貨については取引ボーナスの対象外となります。
スタンダード口座の仮想通貨FXで入金ボーナスが利用できる
BigBoss(ビッグボス)ではスポットで入金ボーナスキャンペーンが開催されるときがあります。BigBossの入金ボーナスはとても太っ腹で、最大で100%の入金ボーナスがもらえるのでトレード資金を2倍にすることができます。
しかし、仮想通貨専用取引口座のFOCREX口座には適用されません。
入金ボーナスがもらえるのはスタンダード口座とプロスプレッド口座だけなので、スタンダード口座であれば入金ボーナスを仮想通貨の取引で利用することができます。
BigBossの仮想通貨FXはスタンダード口座一択
BigBoss(ビッグボス)のFOCREX口座にはメリットがとても少ないため、BigBossで仮想通貨取引をするのであればスタンダード口座一択となります。
BigBossのスタンダード口座とFOCREX口座の比較を表にまとめるとこのようになります。
スタンダード口座 | FOCREX口座 | |
レバレッジ | 20倍 | 1倍(現物取引のみ) |
取引ボーナス | 適用外 | 適用外 |
入金ボーナス | 適用される | 適用外 |
メタトレーダー(MT4) | 利用可能 | 利用不可 |
追証 | なし | あり |
表を見ても分かる通り、BigBossの仮想通貨取引でFOCREX口座を使うメリットが全くと言っていいほどないということが分かります。
また海外FXで慣れている人は仮想通貨のトレードにメタトレーダー4(MT4)を使いたいという人も多いと思いますが、仮想通貨の取引でMT4が利用できるのはスタンダード口座です。
これらのメリットを考えると、BigBossで仮想通貨取引をするのであれば、入金ボーナスが適用され、さらにMT4を使うことができるスタンダード口座がおすすめということになります。
スタンダード口座の仮想通貨スペック
ビッグボスのスタンダード口座の仮想通貨FXについて、スプレッドの動画検証、取引手数料、レバレッジ、追証、取引できる仮想通貨ペアなどをそれぞれ見ていきましょう。
仮想通貨FXのスプレッド
BigBoss(ビッグボス)のスタンダード口座は仮想通貨のスプレッドそのものはとても狭いです。
しかし、ビッグボスの仮想通貨FXには1ロット往復で0.4%の取引手数料がかかってしまうので、スプレッドが狭くてもトータルの取引コストはかなり割高になると言わざるをえません。
ビッグボスの仮想通貨スプレッドの変動を動画で撮影したのが↓になります。
ほぼ同じタイミングで撮影したFXGTのBTCUSDのスプレッドが$17程度でしたが、BigBossのBTCUSDのスプレッドが$1程度という狭さです。
仮想通貨FXには取引手数料がかかるので注意
ビッグボスのスタンダード口座における仮想通貨の取引には、スプレッドの他に1ロット往復で0.4%の取引手数料がかかります。
ビットコインレートが500万円の場合、1BTCの往復取引で2万円の取引手数料がかかってしまいます。
BTCJPYの平均取引コスト(スプレッド+取引手数料)の比較が↓ですが、FXGTやクリプトGTなどの仮想通貨FXに特化した海外FX業者のほうほうが圧倒的にコストが安いです。
ブローカー | BTCJPYの平均取引コスト | 仮想通貨FXのレバレッジ |
BigBoss | 2万円 | 20倍 |
CryptoGT | 2,000円 | 500倍 |
FXGT | 2,000円 | 500倍 |
Bitterz | 2,400円 | 200倍 |
仮想通貨FXで利用できるレバレッジなどを比較しても、BigBossで仮想通貨FXをやるのはあまりおすすめとはいえません。
追証なしも仮想通貨のレバレッジは5倍
ビッグボスのスタンダード口座はゼロカットを採用しているため、仮想通貨の取引においても追証はありません。
しかし、仮想通貨で利用できるレバレッジは5倍なので、少額のハイレバ取引には不向きと言わざるをえません。
ある程度資金を入れてゆとりのある証拠金でトレードをする必要があります。
仮想通貨を証拠金としてトレードができない
ビッグボスのスタンダード口座は円口座とドル口座のみとなっているため、証拠金として利用できるのは日本円と米ドルだけです。
仮想通貨で入金や出金をすることはできますが、仮想通貨を証拠金としてトレードをすることはできません。
仮想通貨を証拠金としてトレードしたい人は以下の記事を参考にしてください。
土日もメタトレーダーでトレードができる
海外FX業者でも仮想通貨FXができるブローカーは何社かありますが、土日もメタトレーダー(MT4)で仮想通貨FXができるブローカーは希少です。
ビッグボスのスタンダード口座は土日もMT4で仮想通貨FXができる数少ない海外FX口座の一つです。
スタンダード口座で取引できる仮想通貨ペア
ビッグボスのスタンダード口座で取引できる仮想通貨ペアは、現在のところ以下の9通貨ペアとなっています。
BTCUSD、BTCJPY、ETHUSD、ETHJPY、XRPUSD、BCHUSD、LTCUSD、EOSUSD、NEOUSD
取引量が多い通貨ペアはひととおり揃っているということが言えるでしょう。
すぐに仮想通貨FXが開始できる
ビッグボスのスタンダード口座はクイック口座開設に対応しています。
本人確認書類の提出はあとからでもいいため、今すぐに仮想通貨FXを始めたいという人にはおすすめです。
簡単なアカウント登録をしたあと、入金をすればすぐに仮想通貨の取引を開始することができます。
BigBossの仮想通貨FX まとめ
BigBoss(ビッグボス)はかなり早い段階からMT4を使ったビットコインFXを開始している海外FX業者です。
そもそも私がBigBossに口座開設したのもビットコインFXをMT4(メタトレーダー)でやりたかったからで、ビットコインが20万くらいだった頃から、BigBossではビットコインのMT4取引が可能だったと記憶しています。
最後にビッグボスで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめておきましょう。
仮想通貨のスプレッドそのものは狭いのですが、取引手数料が1ロット往復0.4%もかかってしまいます。
・レバレッジが20倍
・取引コストが決して安くない
ということを考えた場合、仮想通貨FXを中心としたトレードをやるのであれば、CryptoGTやFXGTのほうが圧倒的に有利ということが言えます。
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