この記事では、DD業者やNDD業者の特徴、スプレッド比較、最低入金額の比較などを検証しながらスキャルピングにおすすめの海外FX業者をピックアップしていきます。
また後半部分では、スキャルピングのリスクについても書いています。
・DD業者でスキャルピングをやるリスク
さまざまな視点からスキャルピングにおすすめの海外FX業者を検証し、自分にピッタリのおすすめの海外FX業者を見つけてください。
スキャルピングは海外FXのNDD業者がおすすめ
海外FXのNDD業者であれば、以下のようなメリットがあります。
NDD業者のスプレッド比較
スキャルピングをやるうえで重要な要素はやはりスプレッドなので、まずは主要な海外FXのNDD業者のスプレッドを比較してみましょう。
ドル円、ユーロドル、ポンドドルの3通貨ペアの合計スプレッドでスプレッドランキングをまとめています。
スプレッドの他に取引手数料がかかる取引口座もありますが、取引手数料を含めた平均スプレッドを表にまとめています。
海外FX口座 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 3通貨合計 |
Tradeview ILC口座 | 0.6pips | 0.7pips | 0.9pips | 2.2pips |
HotForex ZERO口座 | 0.8pips | 0.7pips | 1.0pips | 2.5pips |
TTCM VIP口座 | 0.7pips | 0.7pips | 1.1pips | 2.5pips |
FBS ECN口座 | 0.9pips | 0.6pips | 1.1pips | 2.6pips |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 1.1pips | 0.9pips | 1.1pips | 3.1pips |
TitanFX ブレード口座 | 1.03pips | 0.9pips | 1.27pips | 3.2pips |
DealFX アクティブ口座 | 1.0pips | 1.0pips | 1.7pips | 3.7pips |
XM ZERO口座 | 1.1pips | 1.1pips | 1.6pips | 3.8pips |
ECN口座はスペックが辛めの場合が多い
スプレッドが狭いECN口座は、「最低入金額が高額」「レバレッジが低い」「最小取引ロットが1万通貨」というデメリットがある場合も多いです。
スプレッドだけでなく最低入金額やレバレッジなども比較をして、自分に合ったブローカーを選ぶことをおすすめします。
海外FX口座 | 最低入金額 | レバレッジ | 最小取引量 |
Tradeview ILC口座 | 10万円 | 200倍 | 1万通貨 |
HotForex ZERO口座 | 約2万円 | 500倍 | 1,000通貨 |
TTCM VIP口座 | 200万円 | 200倍 | 1,000通貨 |
FBS ECN口座 | 10万円 | 500倍 | 1万通貨 |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 2万円 | 400倍 | 1,000通貨 |
TitanFX ブレード口座 | 2万円 | 500倍 | 1,000通貨 |
XM ZERO口座 | 1万円 | 500倍 | 1,000通貨 |
スプレッドだけを見ると、TradeviewやHotForex、TTCMが有利ですが、TradeviewやTTCMは最低入金額が高く、レバレッジも低めに設定されています。
これを考えると、少額でハイレバスキャルができるのは、HotForex、AXIORY、TitanFX、XMということになってきます。
スキャルピングに適した海外FX業者は?
スキャルピングに一切制限がないNDD業者でも、約定力などのスペック面にもやはり差があります。
私が実際に利用して感じたことなども踏まえながら、ブローカーごとに特徴を見ていきましょう。
Tradeviewはどちらかというと上級者向けのスペック
スプレッド比較でもわかるとおり、NDD業者のなかでもTradeviewはスプレッドが最も狭いですが以下のようなデメリットもあります。
なので、スペック面では中級者~上級者向けのブローカーということが言えます。
スキャルピングでコツコツと利益を積み上げるという自信があるトレーダーにはおすすめです。
HotForexは最狭スプレッド口座の少額利用が可能
管理人がメインで利用している取引口座のひとつがHotForexのZERO口座です。
スプレッドが狭いだけでなく最低入金額やスペックも文句なしで、出金処理のスピードは海外FX業者の中でも群を抜いています。
スキャルピングにも一切制限がないNDD業者なので、スキャルピングにおすすめの海外FX業者です。
円口座がないためドル建て口座を利用するということがデメリットと言えばデメリットですが、最狭スプレッド口座をわずか2万円程度で利用できるというメリットでカバーすることができます。
AXIORYはスキャルピングに自信を持っておすすめ!
AXIORY(アキシオリー)はスキャルピング制限が一切ないだけでなく、以下のようなメリットがあります。
約定力の公開など、情報公開に積極的で透明性が非常に高いということから、GEMFOREXなどのDD業者に不信感を抱いている人にもおすすめです。
TitanFXはスプレッドと使いやすさのバランスがいい
TitanFX(タイタンFX)はスプレッドの狭さは並ですが、以下のようなメリットがあります。
ということから、ハイレバの一攫千金スキャルにはおすすめの海外FX業者です。
XMのスプレッドに満足できないトレーダーが、TitanFXを利用し始めるというケースがとても多いです。
XMTradingのスキャルピングは最低入金額1万円でお気軽スタート
XMはNDD業者のスプレッドランキングでは最下位でしたが、最低入金額1万円でゼロ口座が利用できるので、ちょっと気軽にハイレバスキャルをやる程度であればおすすめです。
すでにXMに口座開設している人も多いので、スタンダード口座よりもスプレッドが狭いZERO口座を1万円でお試しするのもいいのではないかと思います。
FBSは約定スピードがスキャルピングに不向き
FBSはスキャルピングに一切制限がない海外FX業者ですが、私が実際に使った感覚で言うと、約定スピードが遅いという感じがします。
注文をすると一瞬の間があって約定するという感じだったので、スキャルピングには使いたくないという印象を受けました。
海外FXのボーナス最新情報や管理人のおすすめはこちら
海外FXのだいご味は一攫千金ハイレバスキャル
海外FXの最大の魅力は
なので、管理人的には最低入金額10万円以上のTradeviewやTTCMよりも、最低入金額1万円や2万円の少額入金+一攫千金ハイレバスキャルで資金を10倍、20倍にするというのがやはりおすすめです。
海外FXのNDD業者であれば
という恵まれた環境が整っています。
・2万円入金で、勝った場合はハイレバで100万以上を稼ぐ
という海外FXのメリットをフルに生かした一攫千金トレードをおすすめします。
国内FXのスキャルピングはハイリスク
FXの経験が浅い人の中には、このような大きな勘違いをしてしまっている人も多いはずです。
・海外FXより国内FXのほうが安全
しかし実際は、スキャルピングで国内FX業者を利用するのはとてもハイリスクです。
国内FX業者の出金拒否や口座凍結のリスク
国内FX利用者の大半がFX初心者なので、FXで勝ち続けるということがほとんどありません。
そのため出金拒否や口座凍結などの話があまり出てこないですが、国内FX業者の大半がDD業者なので、ガイドラインに抵触してトレードで勝つことができても利益分は出金ができません。
平たく言うと、大ロットのスキャルピングで負けた場合は全くおとがめなしですが、勝った場合は利益分のトレードがキャンセル(Deal Cancel=出金拒否)となります。
GMOやDMMは大手企業なので安心感があるという感覚になってしまいがちですが、実際はやっていることがかなりえげつないですよ。
せっかく利益が出たのに出金が出来ない・・・「訴えてやる!」と言っても無駄です。
国内FX業者のガイドライン(利用規約)はかなり曖昧で、「規約に違反している」と言われて終わりです。
↓はDMMFXの約款第7条(禁止事項)の抜粋ですが、口座凍結やDeal Cancelについても書かれているので、国内FX業者は合法的に利益分を取り消すことができるということが言えるでしょう。
国内FX業者が出金拒否をする理由
国内FX業者はDD業者(のみ業者)ばかりなので、顧客の利益=会社の損失になります。
大きな利益を出したトレーダーに関しては、ガイドラインに抵触しているトレードがなかったかを精査し、抵触しているようであればガイドラインを武器にして出金拒否(Deal Cancel)をします。
ガイドライン違反さえあれば、出金拒否はFX業者にとって当然の権利となるのです。
DD業者の詳細については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
スキャルピングの追証リスク
ほとんどの人がトレードで損切注文を入れていると思いますが、FX相場には損切注文さえ約定しないようなパニック相場とよばれる相場状況が多々あります。
最近ではスイスフランショックや2019年1月3日に起こったフラッシュ・クラッシュなどがありますが、このようなパニック相場では、普段通りのトレードは全くできなくなります。
変動スプレッドを採用しているFX業者が大半ですが、2019年のフラッシュ・クラッシュでは、スプレッドが100以上に広がったFX業者も多いようです。
20Lotや30Lotの大ロットスキャルピングをやっている最中に、このようなパニック相場になった場合、想像を絶するような追証が発生するという可能性もあります。
また、スイスフランショックで発生した追証の、現時点での未収金件数は1,200件、追証の未収金が今もなお33億円残っているということが分かります。
私自身先物で200万円の追証をくらったことがありますが、私の場合は300万円を入金して500万円の損失を被ったという感じでした。
日本の取引所が閉まっているGW中に、金や銀のメタルが大暴落、GW明けにはサーキットブレーカー発動・・・
思い出すだけでも恐怖の体験でしたが、相場ではこのようなことはかなり多くあります。
「まさか自分は大丈夫」と思っているのは非常に危険ということが言えます。
海外FX業者の場合はゼロカットによって預入金が最大の損失額になりますが、国内FXの場合は預入金以上の借金を背負うリスクがあります。
関連記事
海外の追証について
海外FXのボーナス最新情報や管理人のおすすめはこちら
コメント